2006年01月12日

私の遠藤くん

”私の遠藤くん”を読んだ。

作者は、吉村達也。
20歳年上の旦那と結婚した恵は35歳で、旦那に不満を持っている。
最年長40歳を越えている民子は、今でも旦那とラブラブ。
さらに、10歳年下の旦那と結婚した由美香は、1年過ぎた今でも異様なくらいのラブラブぶり。
その由美香は、旦那のことを”私の遠藤くん”と呼んでいる。
異常なくらい”私の遠藤くん”に執着する由美香は、”私の遠藤くん”宛てにきた同窓会の案内を境に本性を現していく・・・。

サスペンスっていうか、ホラー小説って感じ。
でも、意外とコミカルな面があるし・・・
なんていうか、”私の遠藤くん”が、なぜそんなにもてるにか、意味わからないし(^^;
遠藤くんは、特にスポーツマンでもなく、純粋ではあるけど、どっちかというとさえない男の部類なんだよね。

あと、読んでて思ったのは、年上の女性って、ここまで年齢差に卑屈じゃないよ。
35歳でおばさんって連呼する人はいないし。
てか、35歳の人って、すげえ綺麗な人多いのにね。
年上好きなボクが言うので、間違いないです(笑)
そういう意味で、あまりにリアリティなくって、微妙かなぁってのが正直な意見。
でも、年下と付き合ってる女性が読むとどう思うのか、ちょっと興味があるかもなぁ。

オススメ度:★(5点満点中1点)
作者:吉村達也/集英社文庫
posted by SOHO at 20:57| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月05日

まどろむベイビーキッス

”まどろむベイビーキッス”を読んだ。

作者は、小川勝己。
風間みちるは、キャバクラ「ベイビーキッス」で働いている。
家では、SHIHOという名前でホームページを作っていて、そのバーチャルの世界では、現実とは違う自分になれていた。
しかし、ある出来事をきっかけに、ホームページが荒されることになり、風間みちるの歯車はどんどん狂っていくのだけど・・・

んー、小説ならではのトリック(?)みたいのがあるかな。
映像としては成り立たない感じ。
また、インターネットの掲示板の内容がそのまま記載されていたりして、読みづらいところもあるが、そういうところの表記をうまく使ってる。
そういう意味で、言葉をうまく使った小説だと思った。
でも、なんとなく途中から単調で、イマイチな感はぬぐえないかなぁ・・・

オススメ度:★☆(5点満点中1.5点)
作者:小川勝己/角川文庫
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2005年09月19日

リアル鬼ごっこ

”リアル鬼ごっこ”を読んだ。

作者は、山田悠介。
時は、西暦3000年。人口一億人となった日本が舞台。
この時代では、日本に国王がいることになっていて、その国王の姓が”佐藤”。
そして、日本にいる”佐藤”人口は、なんと500万人。
国王は、自分と同じ姓の人間が500万人もいることに不満を感じ、佐藤姓を持つものに”鬼ごっこ”をすることを命じる。
つかまること=死を意味する鬼ごっこが始まるわけだけど・・・

んー、発想はおもしろいと思うんだけど、文章があまりに酷い。
それに、状況とかの描写があまりに稚拙すぎるのね。
西暦3000年の未来なのに、世の中の人々は、今と変わらない生活を送っているようなところとか、あまりにナンセンスで(^^;
ドラえもんが発明されてるでしょう?とは言わないまでも、もっと発達した生活をしているはず。
ということで、発想がいいわりに、描写やら文章やらがあまりに酷いです。
だって

”騒々しく騒いでいる”
”そう遠くなく、近いようだ”

・・・どんな日本語だってばさ(^^;;

元々、自費出版の文芸社から出版されているので、こんなもんですかねぇ・・・

オススメ度:☆(5点満点中0.5点)
作者:山田悠介/幻冬舎文庫
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2005年09月18日

アジアンタムブルー

”アジアンタムブルー”を読んだ。

作者は、大崎善生。
山崎は、彼女である葉子の死から立ち直れないでいた。
葉子が生きていたときに、よく行ったデパートの屋上で中川宏美という女性に出会う。
彼女もまた、最愛の人を失っていた・・・

作者は、パイロットフィッシュを書いた人で、アジアンタムブルーにも、そのときの雑誌社の人が出てくる。
山崎自身が、その雑誌社の人だし。

話は、過去のトラウマに触れてみたりしながら進む。
後半は、葉子の死をずっと追い続けるのだけど・・・
この作品を読んでいると、もし自分が最愛の人の死が目前に迫っていたら、何ができるだろうか?ということを考えてしまう。
そして、立ち直ることができるのだろうか・・・って。
時間って、何があっても流れはやめないわけで、自分が社会に取り残されても、きっと世の中は何事もなく動くわけで・・・
うーむ。。。

後半は、涙なしでは読めない作品じゃないでしょうかね。

個人的には、パイロットフィッシュのほうが好きだけど、ここらへんは好みの問題で、意見は分かれると思います。

オススメ度:★★★(5点満点中3点)
作者:大崎善生/角川文庫
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2005年09月04日

途中下車

”途中下車”を読んだ。

作者は、高橋文樹。
交通事故で両親を亡くし、主人公である”ぼく”は、妹の理名と二人暮しをすることとなる。
もともと仲の良い二人だったのだが、ある日を境に、越えてはならない壁を越えてしまう。
・・・近親相姦・・・
一生妹を愛し続けると誓うわけなんだけど・・・

いわゆる文学としては、こういう近親相姦っていうのは受けるのかな?
ちょっとよくわからないけど、思ったより話は、淡々と進む。
もう少し波乱があってもよいような・・・とか。

うーむ、ここまで極端ではないにしろ、例えば姉とか妹とかがいたとして、その人が結婚してしまうとする。
そういう場合って、少しくらい嫉妬?みたいのするもんなんでしょうかね?
ボクには、異性の兄弟がいないので、そこらへんわからないんですけど。

オススメ度:★(5点満点中1点)
作者:高橋文樹/幻冬舎文庫
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2005年08月28日

ゲームの名は誘拐

”ゲームの名は誘拐”を読んだ。

作者は、東野圭吾。
敏腕プロデューサーの佐久間は、大プロジェクト発足までもう少しのところで、取引先の副社長に就任したばかりの葛城の一声で白紙に戻されてしまい、さらにそのプロジェクトからはずされてしまう。
やけになって大酒を飲み、ふと思いついたように葛城邸に行ってみると、屋敷の塀を越えてでてくる一人の女性を見つける。
彼女は、葛城の愛人の子どもである樹里だった。
佐久間と樹里は、手を組み、狂言誘拐をはじめる・・・

東野圭吾の作品は好きでよく読んでる。
この作品は、作者本人が、いい人を一人も登場させていない全員が悪い(共感できない)人の話だと言ってた。
確かに、そういわれてみるとそうだなぁ・・・と。

さて内容だけど、狂言誘拐は、うまくいき、3億円せしめるわけなんだけど、これで終わるわけないよなぁ・・・とかある程度予想がついてしまうところがあるけど、おもしろいです。
相手をうまく落とし込もうとする駆け引きとかね。
正直、佐久間と葛城の勝負はついてないと思うのですよ。
だから、どっちかというと、今後、二人が他の路線で勝負していくのが続編とかででたらなぁ・・・とか思ってしまう。

この作品ですが、G@ME という名前で映画化されています。
藤木直人と仲間由紀恵が主演。

オススメ度:★★★(5点満点中3点)
作者:東野圭吾/光文社
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2005年08月07日

プリズムの夏

”プリズムの夏”を読んだ。

作者は、関口尚。
映画を観ることが好きな高校生の二人。
ある日、映画を観に行ったときに、映画館で働く綺麗な女性に出会う。
その女性に興味を持ち、映画館に通うようになり、少しずつ話をするようになっていく。
それと時を同じくして、インターネットである女性の日記を見つけた。
その日記は、いろんなことをやめていく日記。
それを読んでいくうちに、その日記の作者が、映画館で働く女性と同一人物なのでは・・・と思い始める。

着眼点がよく、けっこう面白かった。
個人的には、やめていく日記というのが、おもしろいところに目をつけたなぁ・・・と関心した。
でも、最後は、その女性を助けるわけなんだけど、そこまでの過程がイマイチ。
そこがもったいない感じなんだけどね。
さて、この小説には、結論がでてなかったりする。
この先、その女性は、どっちかの男の子を付き合ったりするのか??
そうだとしても、ずっと先のことだろうし、その結論をだす必要はないと思うけど、やっぱりちょっと興味がわくところですな。

オススメ度:★★★(5点満点中3点)
作者:関口尚/集英社文庫
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リセット

”リセット”を読んだ。

作者は、盛田隆二。
16歳の帰国子女の女子高生が主人公の話。
学校でイジメに会っていて、パーティチケットの売るノルマをかせられる。
全て捌くことができないため、ブルセラでパンツを売って、そのお金で穴埋めしたりする。
クスリに手をだしたり、売春してる友達、引きこもりになってしまった友達がいたり・・・
そんな人生にリセットをしようと思うわけなんだけど・・・。

正直、おもしろくもなんともなかった。
途中で読むのやめようかと思ったし・・・
結局、なんなんだ??ってところが、よくないと思う。
結論のようで結論じゃない終わりとか。
そもそも、人生においてリセットはできないわけよ。
気持ちをリセットしても、まわりの人はリセットされないわけだよね。

オススメ度:(5点満点中0点)
作者:盛田隆二/ハルキ文庫
posted by SOHO at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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